商いとは素敵な響きですよね。
そして商いは「飽きない=飽きがこない」に通じます。
商売をする方にしても、そしてお客様にとっても飽きが来ない商い。日々お客様の「嬉しい」を想像し、創造する。
お客様に喜んでいただいている姿を想像して自社の商売を考えている時は、ほんっと飽きることがありません。もっともっと・・・となってしまいます。(^^ゞ
そしてそういう商売は「空き(が)ない」ものだとも思っています。(^^)

商いは飽きない、飽きることなく続けていけば決して空きない。
ただ続けるだけではなく、常に「お客様を主語」にして脳みそに汗を掻き続けることが重要だと思ってます。

先日同じ商品なのに、片や数十万で販売し、片や数百万で売ったというお話をクライアント先で伺いました。
10倍以上の価格差。
「お客様は納得されて買ったのだから、高く売った方が偉い」・・・果たして本当にそうなのでしょうか。

例えば数十万円を50万円にして考えると、原価は半分としても25万円。粗利は25万円。
もう一方は同じ原価25万円の商品を仮に500万円で売ったとすると、粗利は475万円。
地域差を考えたとしてもアリエナイ開きです。
個人商店と高級デパートだとしても、考えられない開きです。

その商品を卸した商社は両方の売価を知っています。

適正価格で販売した会社と、暴利を貪った会社。
その商社は暴利を貪った会社の体質やお客様に対する考え方を疑っていたと聞きます。
そりゃそうでしょう。(^^;

一瞬は風が吹き売上も利益も上がり、瞬間最大風速は凄いことになったかもしれませんが、商売は継続してこその価値だと思います。続いてナンボ!です。
お客様の「嬉しい」の数や質が売上に反映されていると思います。
売上が上がってないのはお客様の嬉しいが足らないか、上質な嬉しいではなかったということだと。(^^)

適正価格で販売した会社がミエルカのクライアントであることは言うまでもありませんが、ボクはこの話を聞いてそのクライアントのことをとても誇りに思いましたし、そのクライアントの経営指導(敢えて指導と書きますが)をさせていただけていることを、とても誇りに感じました。(^^)

決して上手ではありませんし、多少どんくさいところもあるクライアントですが(失礼っ!)、この正直さ、真面目さは、きっとお客様から支持されていると思っていますし、お客様がその会社から買う理由も「ここ」にあると思っています。

・・・と久々のBlogになりましたが、お陰様で西へ東へと飛び回る日々が続いております。
島根県は目に見えないモノ、コトにはお金を払わない県だよってアドバイスいただきましたが、どうしてどうして、忙しくさせていただいておりますよ。(*^^)v