「忘己利他」・・・この言葉を初めて知ったのは忘れもしないWebあきんど養成ジムの受講生からのメールでした。しかも2003年、スーパーバイザーを拝命した初年度です。
「もうこりた」と読みます。まさに「もう懲りた」です。(笑)

「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」天台宗の伝教大師最澄(さいちょう)さんの言葉だと後から調べて知りましたが、受講生だった同い年の加田さんから「ボスは忘己利他を地で行ってます」と言っていただいて、この言葉を意識するようになりました。

実際、自分を忘れて相手のことを最優先に考えることは、なかなか難しいことだと思います。自分のビジネスよりも相手のビジネスを優先する。もっと言うならば、相手のために自分の利益は考えない。二の次。う〜ん、難しいです。(^^;

でもコンサルタントの仕事は相手(クライアント)が成功することによって、初めて成立する仕事だと認識していますから、自分の利よりもまずは他(クライアント)の利を優先すべきなんですよね。
そう考えると全然難しくない。いや、むしろ当たり前です。

東京から見ればバカが付くほど安いコンサルフィーでも、ここ島根では「アリエナイ」(とまでは言われていませんが)くらい高いコンサルフィーです。しかも値引きはしません。(^^ゞ
でもこの金額はボクの覚悟でもあるんですよね。
島根では高いと言われる金額を頂戴することに対する「結果を出すことのみに注力します」「一緒にとことん向き合います」「決して逃げません」という覚悟です。

「忘己利他」から言えば高い(実は全く高いと思っていませんが)フィーは後回しでクライアントの利を追求することが優先されるのでしょうけど、それをやってしまうとミエルカのビジネス自体が成立しませんので、クライアントになっていただいた企業さんには、自分の利を考えずに尽くしたいと思ってます。

そうそう、ミエルカに社名を決めた時、当然同様の社名がないか確認をしたのですが、残念ながら東京にありました。ま、そこよりもメジャーになればいいんじゃんってノリで社名をミエルカに決め、ドメインも「mieruca.jp」を取得しました。
当然後発組の弊社はサイトはオープンしたものの、社名検索でもギリギリ1ページに入るくらいでしたが、今では当然のようにトップにきてます。多少の上下はありますが、トップ3には入ってます。(^^)

社名でのSEOは無意味なのですが、会社を立ち上げたばかりで色んなメディアに取り上げてもらっている今、ちょうどいいタイミングでの社名検索トップとなりました。
ドメインエイジ(サイトのドメインを取得してからのサイトの年齢)もひよっこですし、ビジネスエクスプレス等も使ってないから厳しいかな〜って思ってましたが、サイト内対策だけでまあこれくらいはできるでしょ!ってところですね。(笑)

「忘己利他」を意識して、この一年クライアントの結果のみにコミットしていきたいと思ってます。その結果としてミエルカの発展に繋がればいい、そんなスタンスでひた走ります。(^^)